子どもを叱らなければならない場面と、効果的な叱り方

 

子どもが危険なことをしたとき、注意したことを守らないときの叱り方を、難しいと感じている方も多いと思います。

じっくりと子どもが理解できるように言い聞かせたいと思いながら、「時間がないから」「イライラしているから」と一言で簡単に済ませてしまったり、感情的になることもあるでしょう。

 

当記事では、子どもを𠮟る場面や、NGな叱り方効果的な𠮟り方について紹介していきます。

𠮟り方で悩んだときの、参考にしてみてください。

 

 

<メニュー>

1.子どもを叱らなければならない場面

2.ついやってしまうNGな叱り方と、子どもの気持ち

3.効果的な𠮟り方

4.まとめ

 

 

子どもを叱らなければならない場面

感情的な言葉で子どもを傷つけたくないと、できれば𠮟りたくないと思うこともあると思います。

でも、子どもは悪いことをしても叱られないと、していいこと、悪いことの区別がつかなくなったり、危険なことをして自分を傷つけることにもなってしまいます。

そのようなことを防ぐためにも、子どもを叱らなければならない場面をいくつか挙げていきます。

 

・危険なことをしたとき

大人だったら、「道路に飛び出す」「高いところから飛び降りる」などのような行為は、体を傷つける危険な行為だとわかります。でも、子どもはそうした行為の危険性や、万が一体に傷を負うとどうなるかがわからないことも多いです。

こうした行為は、保護者が子どもにきちんと注意すべき最も重要なことでしょう。

 

・他人を傷つけたとき

お友達や兄弟のからだを叩いたり、心を傷つけるような言葉を言ったりすることも小さい子どもにとってはよくあることだと思います。でも、自分であっても他人であっても、からだや心を傷つけることはあってはなりません。

このように他人を大切にする心を、小さい頃から育むことは大事なことです。

 

・社会のルールに反するとき

公共の場で子どもが走り回ったり騒いでいたりするとき、子どもを持つ親や、子ども好きな人などは微笑ましく見守ることもあるでしょう。

ただ、周りの人たちに迷惑がかかるような行為など、公共のルールに反する場面ではきちんと子どもに注意すべきです。

そうでないと、こうした場合に迷惑に感じる人がいるとわからなかったり、社会性がなくなるなど大きくなってから子ども自身が困ってしまうことにもなりかねません。

 

 

こうした行為のほかにも、わがままを言ったときや、何度言ってもきかなかったときなども、時には叱ることも必要な場合もあるでしょう。

 

 

ついやってしまうNGな叱り方と、子どもの気持ちなど

このような、叱ったほうがいい行為に関わらず、保護者がついやってしまうNGな叱り方とはどのようなものがあるでしょうか。

 

・大声で叱る、感情的になる

叱る時に感情的になったり、大声で怒鳴ったりしてしまったりすることもあると思います。

でも、大声で叱られることにより、子どもは恐怖で委縮してしまい、叱られている内容が伝わらなくなってしまいます。

また、感情的に叱られることによって、子どもは親に嫌われている・疎まれていると勘違いしてしまいます。

 

・理由を言わず叱る

急いでいたり、感情的になっているときは、つい理由を言わず叱ってしまいがちです。

でも、大人には善悪の判断が当然つくようなことでも、小さい子どもにはまだわかりません。

理由なく叱られると、ただ叱られたという記憶だけが残ってしまいます。また、その行為がなぜいけないのかと考える機会を失ってしまいます。

 

・大勢の前で叱る

公共の場で叱らなければならない場面など、つい大勢の前で叱ってしまうこともあると思います。

でも、子どもにも自尊心があります。大勢の前で叱られると、子どもの頭は恥ずかしさでいっぱいになり、叱られていることが頭に入ってきません

 

・話が長い

叱っているときに、子どもが上の空だったり、保護者の感情がヒートアップしてしまったときなど、つい話が長くなってしまうこともあると思います。

でも、話が長いと小さい子どもは集中できなかったり、長く叱られていることで自尊心が傷つけられたり、また逆に叱られることに慣れてしまったりします。

 

・人格を否定する

親が子どもの人格を否定するような叱り方をした場合、子どもは叱られるような「行為」が悪いのではなく、叱られた「自分」が悪いのだと思い、自己肯定感の低い子どもになってしまいます

 

・暴力をふるう

子どもを叱っているとき、ついカッとなり叩いてしまうこともあるかもしれません。でも、暴力は想像以上に子どもの心を深く傷つけます

また、恐怖によって言うことを聞いているだけで、何が悪かったのか理解することができません。そして、その受けた暴力は、お友達や兄弟など他者に対して向いてしまうこともあります。

 

 

効果的な叱り方

・感情的にならない

感情的になりそうなときは、いったん深呼吸する、しばらく別の場所に行くなど、一度叱る側の気持ちを落ち着けることが必要です。

それでも、うっかり感情的に叱ってしまった場合は、「ママ怖く叱ってごめんね」など、強く叱りすぎたことを子どもに謝りましょう。

 

・理由を説明する

子どもが、なぜ叱られたかを理解できるためにも、長くなりすぎない程度にきちんと理由をつけて叱りましょう

「駐車場で飛び出すと、車にはねられちゃうから危ないよ」「車にはねられると、○○ちゃんが痛いことになるんだよ」などと理由をつけて叱れば、子どももその行為がダメな理由が理解できます。

 

・子どもの言い分を聞く

叱る時はつい一方的になりがちですが、できたら子どもの言い分も聞きましょう。

子どもは一方的に言われると、恐怖からただ「ごめんなさい」としか言えなくなってしまいます。でも子どもも、自分の気持ちを聞いてもらいたいこともあるでしょう。

そこで、「なんで、○○したの?」「~したかったんだね」などと共感しながら話すと、子どもは叱られることがあっても、親に自分が受け入れられていると安心することができます。

また、双方向で話すことによって、子どもに考える力を身に着けさせることもできます。

 

・人前で叱らない

公共の場や、兄弟のいる前で叱らなければならない場面があっても、一旦場所を離れて、子どもと二人になれる場所で子どもの目線に立ちながら叱りましょう。

 

・時間を置かず叱る

ただ、「感情が落ち着いてからにしよう」「人がいないときに叱ろう」と思い、かなり時間がたってから叱ってもあまり効果がありません。

叱る時は、なるべく時間を置きすぎない程度に対処するようにしましょう。

 

・改善したら褒める

子どもも大人と同じように、叱られるより褒められるほうがうれしいものです。

そこで、子どもが叱られた行為を改善することができたときは、精一杯褒めてあげましょう

褒められることによって、子どもは自分が愛されていると認識することができ、自己肯定感が強く育つようになります。

 

 

まとめ

子どもを叱るような場面では、つい親は感情的になってしまい冷静に対処することができないことも多いと思います。

でも、叱り方ひとつで、子どもの自尊心を深く傷つけてしまったり、逆に子どもの成長につながったり、自己肯定感を育むきかっけにもなります。

子どもはまだ成長過程であることや、親も人間なので感情的になるということなどをふまえ、叱り方を通じて大切に子どもと向き合ってあげたいものですね。

 

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