【何とかしたい!】子どもの怖がりを克服する方法

子どもが、幽霊やゾンビなどのテレビや動画を見てしまってから「怖がり」になってしまい、家のどこに行くにも付いていかなければならなくなったお母さんお父さんはいらっしゃいませんか?

うちの5歳の息子は、つい最近までは夜でも2階の寝室へ平気で一人ゴロゴロしに行っていたのですが、うっかりゾンビの映像を見てしまってから怖くて一人でトイレにも行けなくなってしまいました。

何とかしたいと思いつつ1か月…

はたして、こうした幼児期の子どもの怖がりは克服できるのか、その有効な方法を考えていきたいと思います。

 

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1.「怖がり」が発現する年齢

2.原因

3.対処法

4.夜驚症(やきょうしょう)

5.まとめ

 

 

1.「怖がり」が発現する年齢
幽霊をはじめとする、虫や動物など、何かに対する「怖がり」は0~3歳児などごく小さい乳幼児には表れない現象のようです。
もともと、子どもは「何かを怖がる」ということがなく、何らかの外的原因によって幽霊、虫や動物など何らかの対象を怖がるようになるということなのです。
そして、その「怖がり」が発現するのは5歳が多く、この頃になると色々なことがわかるようになり、何かを怖いと感じるようになるといった「成長の証」ともいえるそうです。
うちの5歳の息子も、最近まではテレビを見ているときに幽霊の番組がかかってしまった時でも、特に怖がる様子もありませんでした。
ただ「幽霊ってホントにいるの?」などと聞くばかりで、怖いものを見てしまったという感覚はないようでした。
このことからも「怖がり」は成長過程の現象なのかもしれません。

 

2.原因
周りの反応
「怖がり」は、子どもに元々備わっている感覚ではなく、外的な要因によって発現すると先ほど説明しました。
具体的には、親や周りの反応によって、幽霊や虫などが怖いものだとインプットされるということなのです。
例えば、虫や動物だと「危ないから近づいちゃだめよ!」など、親が危ないとか汚いとかいうことで、子どもは「近づいてはいけない怖いものなんだ…」と思うようになってしまいます。
また、幽霊の場合は「早く寝ないとお化けが出るよ!」などと、親が幽霊を怖いものとして扱ってしまうことが「怖がり」が発現する一因となります。
そのように親が驚かすことで、子どももお化けが怖くなってトイレに行けなくなってしまうこともあるそうです。筆者も心当たりがあります…
大げさに反応するのも、子どもに恐怖心を強く与える原因になります。
日中のほかの原因
さらに、実際にお化けが怖いのではなく、日中のストレスが、幽霊や暗闇を怖がる原因になっていることもあるそうです。
例えば、テレビのニュースなどで流れる災害や事故の映像が不安や恐怖となって子どもの心に残り、夜に暗闇を怖がることにつながることもあるといいます。
また、昼間の人間関係のストレスなどが、寝るのを怖いと感じさせる原因になることもあるそうです。

 

 

 

3.対処法
それでは、そうした「怖がり」を克服するためにはどのような方法があるでしょうか。
・共感してあげる
・怖くないと何度も教えてあげる
・感覚的になだめてあげる
・他にストレスがかかっていそうであれば、それが何か探ってあげる
・怖がりを克服したら褒めてあげる
・共感してあげる
まず、何が怖かったのか、どうして怖かったのか聞いて共感してあげましょう。
「本当に怖かったんだね」と親が共感してあげると、子どもはわかってくれたのだと安心し、穏やかな気持ちになることができます。
逆に、「なんでそんなものが怖いの?」「おにいちゃんなのに弱虫だね」などと、親の主観で諭すのはNGです。
全く克服に役立たないばかりか、「自分は弱虫なんだ…」と自尊心が低くなってしまうことにつながります。
・怖くないと何度も教えてあげる
例えば、幽霊が怖くて1人でトイレに行けなくなった場合などは、「ほら、お化けなんていないよ」「大丈夫だったね」と子どもと一緒に確認してあげましょう。
また、動物を怖がる場合など、小さな動物や虫などに触れて「かわいいね。フワフワしていてあたたかいね」などと、子どもが安心する言葉をかけてあげましょう。
そうした経験を繰り返すことによって、「大丈夫なんだ…」と子どもも少しずつ安心できるようになり、時間や労力はかかるかもしれませんがゆっくりと克服につながることでしょう。
・感覚的になだめてあげる
また、怖がると手足が冷たくなったり、震えたりパニック症状に陥ったりすることがあります。
そうした時には、手足をゆっくり温めてあげたり、体を抱きしめてあげたり背中をさすってあげたりと、スキンシップを取りながら子どもを安心させてあげましょう。
実際にお母さんお父さんと触れ合うことによって、子ども安心して落ち着きを取り戻すことができます。
・他にストレスがかかっていそうであれば、それが何か探ってあげる
虫や幽霊以外に、子どもが精神的に負担にかかっているものがありそうだったら、それの原因を一緒に見つけてあげましょう。
例えば、テレビのニュースで恐怖を感じる映像があるようだったら、子どもの前では映像としてニュースを見ないように工夫するとか、実際に子どもに対して危害は加わらないということを伝え安心させることも重要になります。
また、人間関係のストレスなどで悩んでいるようであれば、それをゆっくり聞き出して「つらかったね」とまず共感し、そして、そのストレスを取り除ける方法を一緒に考えてあげましょう。
・怖がりを克服したら褒めてあげる
そこで、成長過程で子どもが克服して、一人でトイレなどに行けるようになったら、「一人でトイレに行けたね」「頑張ったね!」などとほめてあげましょう。
ほめてあげることで自信がつき、その一つ一つの成功体験が、恐怖を上回れば克服に大きくつながります。
4.夜驚症
夜の「怖がり」と関連するところで、「夜驚症(やきょうしょう)」という子どもによくみられる症状があります。
「夜驚症」とは、乳児の夜泣きと異なり、3~7歳の幼児が夜深い眠りの途中で泣き叫ぶ睡眠障害です。
心の状態と密接に関係しているといわれる夜驚症は、症状が出ている子どもの数だけ原因があると言われ、はっきりとした原因は明確にはできないそうです。
ただ、夜驚症は一種の睡眠障害と言われています。
そこで、親が子どもと一緒の睡眠サイクルを作ったり、子どもが泣き叫びだしても親は落ち着いて子どもを抱きしめてあげるなど、子どもが安心して眠れるような環境を整えてあげましょう。
夜驚症は、子どもの健康には影響がない症状と言われ、積極的に治療せず自然消失を待つことも多いそうです。
ですので、親も冷静に対処して、親の不安が伝わらないように「いつかは治る」と気楽に接するのが一番かもしれません。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
筆者も怖がる息子につい叱咤激励してしまうこともあり、逆効果だったのだと反省しました…
「怖がり」を克服するのに大切なことは、「共感する」「一緒に怖がる場所についていったり、スキンシップを取って安心させる」「克服できてきたら褒める」の3つです。
「自分が守られている」と感じられると、克服につながりやすいといわれています。
そして、焦ることは逆効果になってしまうので、気長に付き合っていけるといいでしょう。
このように、「怖がり」は色々なことがわかってきている証拠なのだ、と子どもの成長を感じつつ気長にじっくり向き合ってあげたいですね。

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