字が汚い子は受験に不利?子供の字をきれいにする方法

中学受験を考えている親御さんに多いお悩みの一つが「我が子の字の汚さ」ではないでしょうか?字が汚いと受験の際に不利になる、と考えている方も多いようです。でも、本当にそうなんでしょうか?仮にもし本当であったとしても、字がきれいに書けるようになれば悩みは解決すると思いませんか?

我が子の「字の汚さ」に悩む親は多い?

きれいな字筆者の周りにも実際に子供の字の汚さを嘆いている親御さんは結構いらっしゃいます。
では、本当にそんな悩みを持つ親は多いのかというと、ネット上などで調べた限り信頼できる調査結果などはありませんでした。
しかし、例えばyahoo 知恵袋などを見てみると、子供の字の汚さの悩みや、どうすれば字がきれいになるのかなどの投稿がある程度みられます。
やはり、悩んでいる親御さんは多いとみても良いのではないでしょうか。
ただ、子供の字の汚さで悩む親に関する信頼できる調査などがなかったということは、逆に考えればそれほど深刻に考えることではない、とも言えます。
深刻に悩む必要があることであれば、例えば文部科学省や大手の塾などが調査をしているでしょう。
そういった調査が行われていないということは、悩む必要はないことと捉えても良い、と前向きに考えましょう。

字が汚いと本当に受験に不利?

きれいな字結論から言うと、「実際のところは分からない」と言うしかないでしょう。
私立や公立の難関中学に問い合わせても、おそらく「字の優劣で採点に差は付けない」との返答があるでしょう。
ただ、そうは言われても心配になってしまうのが親心というもの。
では、実際に字が汚いとどのような不利があるのか考えてみましょう。

受験で不利になる可能性

近年人気の公立の中高一貫校などでは回答を長文で書かせる問題が主流になっています。
もし私が採点者であった場合、汚い字で書かれた長文を読むのは正直に言って苦痛です。
採点者に不快な思いをさせてしまった時点で、受験生としてはかなりマイナスです。
さらに公立の中高一貫校は人気の高まりから受験者が増えた結果、合格ラインのプラスマイナス1点の中に数十人、多い時は百人以上がいることもあるといわれています。
字が汚いことによって読みにくく、その結果正しく書いていたにもかかわらず読み取ってもらえず1点減点で不合格に…。
そんなケースも考えられないわけではありません。
たとえ字の優劣で採点に差が付けられなくても、きれいな字で回答を書くに越したことはないのはやはり間違いないといえるでしょう。

無理をするとさらに不利に

では、多少無理してでもきれいな字、あるいは丁寧な字を書いて採点者の心証を良くするようにした方が良いのでしょうか?
筆者はそうは思いません。
その理由は、筆者の息子を見ていて感じたことがあったからです。
それは、「無理にきれいな字、丁寧な字を書こうとすると余計に時間がかかってしまう」というものでした。
悪筆だった筆者の息子はきれいな字や丁寧な字を書こうとすると、かなり余計に時間がかかってしまっていたのです。
これでは、試験の限られた時間内で解ける問題が限られてきてしまいます。
また、時間がかかるだけでなく「きれいな字を書かなければならない」というプレッシャーからか、本来なら解ける問題も解けなくなってしまう、というケースも散見されました。
やはり、無理してまできれいな字が書けるようになる必要はない、といえるのではないでしょうか。
ただ、そうは言ってもやはり気になる親が多いのは紛れもない事実。
では、どうすれば子供の字はきれいになるのでしょうか?

子供の字をきれいにする最善策は?

身も蓋もありませんが、最も手取り早い方法は「習字塾に通わせる」でしょう。
時間的経済的に余裕があれば、それが一番です。
ですので、この項の答えは「習字塾に通わせる」で終了です。
しかし、筆者の息子は小学校低学年時代かなり悪筆だったにもかかわらず、私は習字塾には通わせませんでした。
なぜか?
それは、息子が左利きだったからです。
このため、習字塾に通わせるために訪れた際、最初に言われたことが「右利きに直しなさい」でした。
私は息子の個性をつぶしてまできれいな字を書かせたいとは思いませんでした。
左利きのまま、字がきれいになる方法はないか?
親子での悪戦苦闘が始まりました。

家庭で出来る!子供の字をきれいにする3つの方法

私が我が子の字が汚いと気付いたのは小学校に入ってすぐの頃でした。
ひらがな全てと簡単な漢字をようやく覚えた程度の頃で、書きとりの練習をするにも限界がありました。
そこで、小学1年生でも取り組める「字をきれいにする方法」として、まず考えたのは「手先を器用にする」ことと「鉛筆に慣れる」ということでした。

① お箸をきれいに持てるようにする

きれいな字字が汚い子の多くは、お箸の持ち方もよろしくないようです。
実際、うちの息子がそうでした。
そして、お箸の持ち方と鉛筆の持ち方というのは実は良く似ているんです。
そこで、お箸がきれいに持てるよう特訓しました。
やり方は簡単で、指をお箸の正しい位置にしっかりと付けるように補助してやる、というものでした。
食べているうちにすぐまた崩れてきますので、崩れればまた指を正しい位置に直す。
この繰り返しで、気が付けば正しく持てるようになっていました。
うちの子の場合、特に器具は使いませんでしたが、なかなかうまくならない子は器具を使ってもいいでしょう。
お箸がきれいに持てるようになると、手先の器用さが上がり鉛筆もしっかりと持てるようになるはずです。

② 「イラスト帳」で楽しく練習させる

きれいな字子供に字の練習をさせてもつまらないのですぐに飽きてしまうでしょう。
そこでうちでは、飽きずに鉛筆で描くことを続けられる方法として、「ボールペンイラストブック」を購入してやらせてみました。
もちろんボールペンではなく鉛筆で描かせるのですが、文字ではなくイラストであるため子供も楽しんでやっていました。
特にうちの子の場合、生き物が好きだったので様々な動物や鳥、爬虫類や両生類を喜んで描いていました。
描き続けるうち、いつしか鉛筆にすっかり慣れすらすらと描くことができるようになっていました。
字ではなく(鉛筆で)絵を描かせる。
これが子供の運筆力を上げる近道だと思います。

③ 日記を書かせる

きれいな字鉛筆で「描ける」ようになれば後は字を「書く」練習です。
しかし、やはり書き取り帳では飽きてしまいます。
そのために私が息子に取り組ませたのは「日記を書く」ことでした。
最初は嫌がるかもしれませんが、どんなことでも構いません。初めはその日食べたものといった内容で構いません。
とにかく書き取り帳のような練習ではなく、意味のあることを書かせるということが飽きさせないためには重要です。
ひたすら毎日書き続けるうちに、いつしか字はうまくなっているはずです。
そして、この「日記を書く」ということには、他にも大きな効果があるのですが、それは別の項で書きたいと思います。

まとめ

パソコンやスマホの普及で字を書く機会は減りましたが、それでもやっぱりきれいな字は書けるようになっておきたいですよね。子供のうち、それも小さければ小さい程、字をきれいにするチャンスはたくさんあります。ただし、そこには親の補助が欠かせません。お箸を持つ練習も、イラストを描く練習も、そして日記も、親が一緒になってやってあげることで効果はぐっとアップします。きれいな字で自信を持って受験に臨ませてあげたいものですよね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です