子供の好き嫌いを直す方法とは?偏食改善の4つの方法

子供に好き嫌い=偏食が多いと、保育園・幼稚園や学校などで給食が始まった時、ついて行けないのではと心配になります。何より、健康にも影響がありそうで不安になります。そこで、好き嫌いを直す有効な4つの方法をご紹介したいと思います。

子供に好き嫌いができてしまう原因は?

そもそも子供の偏食について語る前に、パパママの皆さん、あなた自身にも偏食がないか胸に手を当てて考えてみてください。
「ない」といい切れる人は少数派なのではないでしょうか。
大人でも好き嫌いがあるのですから、子供にもあってある意味当然です。
ではなぜ、好き嫌いができてしまうのでしょうか?

子供の成長が間に合っていない

小さな子供は口も小さく、もちろんまだ乳歯が多く永久歯も十分にそろっていません。
こういった子供にとって、大きなものや硬いもの、不規則な形をしたものはとても食べにくいもの。
いわば食べ物に対し子供の側の成長が間に合っていないため嫌ってしまうというケースがあるのです。
よく噛むのに必要な歯が足りず口の動きも難しいため嫌ってしまうというもので、このケースは年月の経過とともに解決する場合もあります。

警戒心を持ってしまう

子供が嫌いな食べ物の多くが、苦みや酸味などを持っています。
ピーマンやセロリ、トマトなどがその代表的な例でしょう。
苦みや酸味に対して人間は本能的に「毒なのでは」「腐っているのでは」という警戒心を持ってしまいます。
すでに知っている大人であればなんともありませんが、純粋な子供たちの場合本能に素直に反応してしまいます。
本能に基づく警戒心が強いがために嫌いになってしまうというケースです。

想像力が豊か

子供は大人に比べ想像力がはるかに豊かです。
このため、例えばピーマンが苦くて嫌いな子は、他の緑の食べ物もみんな「苦い食べ物なのではないか」という想像力を働かせてしまい、緑色をした食べ物なら何でも嫌いになってしまうというケースです。

軽いアレルギーが原因

軽いアレルギーがある食材を子供たちが嫌うというケースも多いようです。
大人なら何の問題もない食べ物であっても、子供なら軟便になるといったような食べ物です。
じんましんなどのわかりやすいアレルギー症状ではないため大人には気づきにくいケースもあるので、無理に食べさせたりしないよう注意が必要です。

運動不足

運動の量が少ないため食欲が湧かず、食べたがらないというケースです。
運動不足だけでなく便秘も原因である場合があります。

偏食が始まるのはいつ頃から?

子供の偏食はいつごろから始まるのでしょうか?
自己主張が強くなり自我が芽生えるのは2歳頃とされています。
この頃から偏食が始まる、ととらえるパパママも多いようです。
しかし実際は、偏食をする子供はもっと早くから好き嫌いを持ってしまっています。
例えば、母乳は飲むけれど粉ミルクは飲まないという赤ちゃんもいるでしょう。
これもれっきとした偏食です。
お母さんの食べたものによっては、その後に出る母乳はいやがるという赤ちゃんもいます。
離乳食が始まるともっと顕著で、いくらでも食べるものと絶対に口にしないものが出てきます。
こう考えると、偏食は生まれた時から始まっている子もいるといえるでしょう。

嫌いな子供が多い食べ物

偏食をする子は多いですが、嫌いなものは十人十色。
しかし、子供に嫌われる傾向の強い食べ物は存在します。
代表的なものを見ていきましょう。

苦みのある食べ物

先ほども述べたように、苦みのある食べ物を子供たちは本能的に「腐っているのでは」「毒があるのでは」と感じてしまうようです。
ピーマン、セロリ、ゴーヤ、レバーなどがその代表例でしょう。
こういった苦みのある食べ物の他にも、酸味や辛味のある食べ物も嫌う子は多いようです。

噛み切りにくい食べ物

口の大きさや歯がまだ発達していない子供にとって、噛み切りにくい食べ物は嫌いになる対象となってしまいます。
成長とともに解消するケースが多いといえますが、幼少期にトラウマが大きいと成長しても嫌いなままとなってしまう場合もあるようです。
肉やイカ、タコなどがその代表例です。

食感などが悪い食べ物

食べ物に罪はありませんが、トマトやシイタケなどは食感が悪いという理由で嫌われてしまうケースがあるようです。
気の毒というほかありませんが、「色が気持ち悪い」という理由でナスも嫌われることがあります。
また、魚の場合は骨を取るのが難しい面倒くさい、あるいは生臭いなどの理由で嫌う子どもがいます。

好き嫌いが多い子の健康へのリスク

食事は栄養バランスを考え満遍なく摂ることが理想とされますので、偏食にはやはり健康へのリスクがあります。
将来的に影響が増大していくことを考えると、子供のころに偏食を解消しておくに越したことはありません。
偏食が原因となる健康リスクには、以下のようなものがあります。

生活習慣病

子供は甘いものが大好きです。
甘いもののほとんどが糖分で炭水化物も糖分であるため好き嫌いを続けた結果、無意識のうちに甘いものだけでなくご飯や麺類などを多くとり続けてしまうというケースが多いようです。
また偏食により脂肪分の取りすぎという子供も多く見られます。
こういった食生活を続けた結果、肥満・糖尿病・脂質異常症・歯周病などの生活習慣病を患う子供が増えています。

味覚障害

好きなもの、同じものを食べ続けた結果、様々な味、とくに薄い味や素材の味を知らない子供が増えています。
ジャンクフードや濃い味の食べ物になれてしまうと、味の好みが偏ってしまったりひどい場合は味の違いが分からなくなってしまう味覚障害になってしまうことがあります。

成長障害

これが最も心配なリスクかもしれません。
偏食の結果、ビタミンやミネラルなど必要な栄養素が欠乏すると、身長が思ったように伸びないなどの成長障害を招くことがあります。

子供の好き嫌いを直す4つの方法

子供の偏食には大きなリスクがあります。
それを回避してあげることが出来るのは、親だけともいえます。
好き嫌いを直すのは早いに越したことはありません。
偏食解消に有効な4つの方法をご紹介します。

調理法を工夫する

前項で述べたように偏食のリスクで最大のものは栄養の偏りです。
逆に言えばバランスよく栄養さえ摂らせればいいわけです。
嫌いな食べ物を料理に混ぜ込んで調理してあげてください。
細かく刻んで、カレーや炊き込みご飯、お好み焼き、オムレツ、ハンバーガーなどに入れると良いでしょう。
また、野菜スープなどの形で味を消してしまって食べられるようにするという方法もあります。

果物を積極的に食べさせる

子供が嫌う食べ物の多くは野菜です。
野菜に多く含まれるビタミンや食物繊維などの栄養を摂らせるなら、野菜を食べなくても果物で代替することも可能です。

食感を変えてあげる

味そのものではなく食感で嫌われている食べ物に有効な方法です。
ナス、カボチャ、ニンジンなどは揚げ物にすると食感が大きく変わります。
トマトなどはつぶしてパスタソースなどにすると、おいしく食べてくれる可能性があります。

おいしそうに食べてみせる

子供が嫌いな食べ物を親が率先しておいしそうに食べてみせると効果があるかもしれません。

まとめ

子供の偏食はパパママにとって気になるもの。
健康的なリスクがあるとなればなおさらです。
ただ真剣に考えてあげることは大切ですが、その一方である程度の偏食があっても子供は育つもの。
特に自分に偏食がある人は自らの経験も踏まえ、気にし過ぎて子供だけでなく自分たち自身の負担になりすぎないよう取り組みましょう。

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