止まらない子育てのイライラ・・・。どうやって乗り越える?

およそ1年という長い妊娠期間を経てようやく誕生した我が子。

子どもが生まれて初めて顔を合わせた時の喜びは何物にも代えがたいものでしょう。

しかしそんな愛する我が子であるのにも関わらず、多くのママが子育てでイライラする経験をしてしまっています

「自分の子どもは可愛いはずなのに、どうしてこんなにイライラしてしまっているのだろう」

このように思い悩み、自分を責めてしまっているのです。

しかし育児のイライラというのは誰しもが経験する事であり、決してあなたが悪いということではありません。

が、「誰しもが経験する」というだけでは到底納得できるものではありませんよね。

そこで当記事では子育てでイライラしてしまう理由とその解決策をご紹介します。

産後はホルモンバランスの変動が激しいから

まず最初にご紹介する理由は「産後はホルモンバランスの変動が激しいから」ということです。

授乳中は母乳を促す「プロラクチン」というホルモンが増える一方で、「エストロゲン」という女性がホルモンが減少します。

これが産後の悩みとしてよく寄せられる「抜け毛が増える」「肌荒れが激しい」「めまいがしてしまう」といった体の変化につながっているのです。

特に産後2週間以内は情緒不安定に陥りやすく、この現象は「マタニティーブルー」と呼ばれ、多くのママが経験します。

つまり育児におけるイライラというのは生理的な理由によるものでもあり、決して一個人の性格が原因ではないのです。

よって「自分がしっかりしていないからイライラしてしまうのではないか」といったような悩みを抱えてしまう必要はありません。

そしてホルモンバランスの乱れからくる体調不良を治すためには、何よりも睡眠時間を確保することが重要です。

しかし、育児中は夜泣きや寝かしつけに時間がかかるといった理由で睡眠不足に陥ってしまうママも多いことでしょう。

そこで、睡眠時間を確保するための具体的な解決策を以下にご紹介します。

子どもの昼寝をした時は一緒に寝る

子どもが昼寝をした際に、その時間を利用して家事を行おうと考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし睡眠不足を感じているのであれば、そういった家事よりもまずは自分の体を休めることに専念することが先決です。

そのため、子どもが寝た時は一緒に寝るようにして体力回復をするようにしてください。

休日の夜はパパに見てもらう

昼寝の時間だけでは睡眠時間が足りない、まとまった睡眠時間が欲しいということであれば、休日の夜はパパに子ども見てもらうようお願いするのが有効です。

育児というのはパートナー同士の協力があって初めて成り立つもの。

そのため休日はパパが子どもを見るとご家庭でルールを決めて、育児を楽に行える環境を作り上げられてください。

完璧主義者だから

次にご紹介する理由は「完璧主義者だから」ということです。

実は真面目で育児を完璧のこなそうと考えているママほど、育児でイライラを感じやすいことが分かっています。

またメディアでは育児も完璧にこなし仕事も完璧にこなす方が「母親の理想」というような形で登場することも多く、それと自分を比較して落ち込んでしまうママも多いのです。

加えて「三つ子の魂百まで」ということわざに代表されるように、日本では3歳までの教育がその子の人生に大きく影響されると考えられています。

この俗に言う「三歳児神話」は厚生労働省が1998年に発表した厚生白書にて否定されているのですが、必要以上に子育てに責任を感じ完璧に育児をこなそうと考えるママは少なくありません。

しかし自分が思うように育児をすることができず、イライラを募らせてしまうのです。

そんな完璧主義者のママがイライラを解消するための解決策を以下にご紹介します。

育児に正解は無いと割り切る

世の中には子育てに関する情報が溢れ、「立派な大人に育てたいなら〇〇をすべき」「子育て中に行うべき〇〇」といった内容もよく見かけます。

しかし一括りに子育てと言っても、子ども一人一人に合う子育てはそれぞれに異なります。

そのため、もし理想とされている子育てを行えなくとも「育児に正解は無い」と割り切るようにしてください。

そうすることで「我が子に会った子育ては何か?そして自分に合った子育ては何か?」と、ママと子どもそれぞれにふさわしい育児を考えていけるようになります。

計画にこだわりすぎない

完璧主義者のママは「子どもを寝かしつけたら次に洗濯をして。そしてそれが終わったら家計簿つけて・・・」というように、しっかりと計画を定めて育児に取り組む傾向にあります。

もちろんそれ自体が悪いことではありませんが、子どもが急に起きてしまったりなかなか泣き止んでくれなかったりと、育児を計画通りに進めるというのは至難の業です。

「育児は計画通りにいかなくて当たり前」と認識して、計画通りに育児を行うよりも、柔軟に計画を変更して育児を行うことができるようになりましょう。

周りに協力してもらえる人がいないから

最後にご紹介する理由は「周りに協力してもらえる人がいないから」ということです。

上述したように絶対的な正解がない育児は、それ故にさまざまな悩みが生まれてしまうものです。

もし子育てを機に地元に戻ったり近くにご両親いらっしゃる場合はそういった疑問や悩みを1人で抱えずに済むことでしょう。

しかし夫の職場異動などで周りに知人・友人がいない場合は1人で悩み続けることになってしまいます。

そうして尽きることのない悩みを独りでに抱え込んでしまい、育児でイライラするようになってしまうのです。

そういった際の解決策を以下にご紹介します。

子育て支援センターを利用する

地域全体で子育てを支援することを目的として、全国各地に「子育て支援センター」という施設が設けられています。

この施設では育児不安などについての相談に乗ってくれることはもちろん、子育てに関して利用できる情報なども積極的に提供してくれます。

また子育てサークルの育成や支援も行なっており、同じような悩みを抱えるママと交流する機会を得ることできるのです。

馴染みのない土地で子育てをする際にはママ友を作るのも一苦労なので、そういった支援まで行ってくれるのは非常に心強いですね。

近所の公園を通じてママ友を作る

子どもが一歳くらいになると、近くの公園で遊ばせる機会も増えてくることでしょう。

そして公園には我が子と近い年齢の子どもを持つママが訪れることも多く、近くに住むママと交流するチャンスを得ることができます。

その際に一点ご注意いただきたいのは公園を訪れる時間帯です。

1歳くらいの子どもを遊ばせるママが集まるのは午前中であることが多く、午後になると小学生ばかりで、思うように同じ境遇のママと交流を深めることはできません。

そのためママ友を作るためには午前中に公園を訪れるようにしましょう。

まとめ:ノイローゼに近い状態なら心療内科や精神科の受診も

以上、子育てのイライラの主な原因とその解決策をご紹介しました。

しかし現状としてあまりにもイライラが酷いということであれば、育児ノイローゼや産後うつに陥ってしまっている可能性があります。

以下に日刊大衆が2017年に公開した育児ノイローゼのチェックリストをご紹介するので、ぜひ確認されてみてください。

・育児や家事に夫の協力が得られない
・子どもをかわいいと思えない
・育児について相談できる人がいない
・過食または拒食気味になっている
・育児や家事をする気力が起きない
・日中、誰かと会って話すことがあまりない
・家事や育児を完璧にこなさないとイライラしてしまう
・自分の子どもの成長を、他の子どもと比べてしまう
・突然泣きたくなる
・寝つきが悪い

このチェックリストに5つ以上当てはまる場合、育児ノイローゼの可能性が高いと言われています。

もし5つ以上当てはまり、また自身にも心当たりがあるのであれば、ぜひ心療内科や精神科を一度受診されてみてはいかがでしょうか。

育児というものは子どもの健やかな成長のために欠かせないものですが、同時にママやパパの体力や精神力をひどく消耗するものでもあります。

ママの場合は産後のホルモンバランスの乱れもあり、育児をするのは尚更大変です。

そういった環境下であればイライラするのは当然のこと。

ぜひ自分を責めず、うまく息抜きの時間などを設けながら子育てをされてください。

当記事がその一助になれば幸いです。

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