子どもの運動神経を伸ばす方法!

子どもの運動神経を伸ばす方法!

最近の子どもは、昔の子どもに比べると外で遊ぶ習慣がなく、平均的な運動能力は年々低下していると言われています。その理由としては、子どもたちが遊ぶことができる公園や広場が減ってきている事や、少し大きな声を出せば、苦情がくるような環境が当たり前になってしまっている事があげられます。このように日本自体が、子育てのしにくい国になっていることも要因の1つです。

 

しかし親としては、運動神経の良い子どもに育って欲しいという思いがある事は、いつの時代になっても変わらないと思います。運動神経は遺伝的なもの、運動神経の良い親なら子どもも運動神経がいいに決まっている。また逆に、親の運動神経が悪い場合、子どもの運動神経はどうしたって良くはならないのでは?と思われがちです。

 

しかしこの遺伝と言う考えは、実は間違いだと言われています。つまり運動神経は後天的に伸ばす事ができるのです。今回はこの運動神経の伸ばし方について解説していきたいと思います。

そもそも運動神経という神経はない?!

運動が得意な人の事を、よく運動神経が良いと表現します。しかし、見出しにも記載している通り、運動神経という神経は存在しません。ここでは運動が得意な人の事をコーディネーション能力が高い人と定義します。なぜコーディネーション能力と呼ぶのかという事を説明します。

例えば、腕立て伏せが何回もできる人、垂直跳びが得意な人を見た時、それだけで運動神経がいい人だと思う人はいないと思います。それは、腕立て伏せなら筋力、垂直跳びならジャンプ力が優れているだけだからです。

しかし運動神経が良いという人は、筋力やジャンプ力を組み合わせて足の速さに応用するように、色々な能力を組み合わせて、運動に活かせる事が出来る人の事を指します。つまり筋力に注目する『筋肉視点』ではなく、筋肉の動きに注目する『筋肉動作』の優位性を磨く事が運動能力を向上させるためには大切な事なのです。

では、この筋肉動作を磨いていく方法について解説していきます。

 

能力に関わるゴールデンエイジとは

子どもの運動能力が著しく発達する時期の事をゴールデンエイジと呼ばれています。また10歳〜12歳の時期をゴールデンエイジと呼びますが、その前には5歳〜9歳までのプレゴールデンエイジと呼ばれる時期があります。まずプレゴールデンエイジは、さまざまな刺激を受ける事で、脳や体の感覚をコントロールする能力を養う時期です。

 

どうすれば上手く体を操る事が出来るのかを体に覚えこませる時期なのです。しかし5歳〜9歳の子どもが、例えばボールを遠くに投げたい時に、腕の角度や腰の回転などを意識する事や、体の使い方を説明しても到底理解できません。そのため、大人の投げている姿を見て、見よう見まねで習得してもらえれば良いのですが、そう上手くもいきません。

 

ではどのように養っていくかというと、遊びです。遊びといってももちろんテレビゲームのような遊びではなく、鬼ごっこなどの昔遊びです。昔遊びの中では自然といろいろな体の部分を使う必要があるため、能力を養うにはもってこいです。しかし現代ではそういった昔遊びができる広場も減ってきているため、親の協力も必要になってくると言えます。

 

オススメの遊び

ここまで述べてきたように運動能力はコーディネーション能力と呼ばれるように、さまざまな動きを組み合わせて行う事ができる能力が必要になります。

 

まずお家の中でもできる簡単な遊びがオススメです。まず始めは簡単にボールを投げてキャッチです。これができるようになってくれば、次は、ワンバウンドさせたボールをキャッチさせます。これができるようになれば、次は、ボールを投げたあとに、一度拍手を入れてからキャッチする、また一回転してからキャッチするなどだんだんと動きを加えたり、変更していきます。

 

そうすることでキャッチするだけでは得る事のできない刺激を体や脳に与える事ができ、運動能力が向上していきます。体の動きは単に同じ動きを繰り返しているだけでは、発達には限界があります。いろいろな動きを加える事で、さまざまな刺激を与える事がコーディネーション能力を鍛えるには大切になってきます。

 

また1番身近な行動でいえば、赤ちゃんのハイハイです。ハイハイでは、足や腕の筋力を鍛えるだけではなく、今までは寝転んでいただけの赤ちゃんが、足や腕を使って歩く事で、今まで感じた事のない刺激を受ける事もできるため、筋力的な強化だけではなく、脳にも大きな影響を与えます。赤ちゃんには、できる限りハイハイも大切ですが、ものに触れさせてあげたりと新しい刺激を与え続けてあげる事が大切です。

 

もし身近に公園があるのなら遊具で遊ばせてあげるのも大切な事です。最近では落ちて怪我をしたら危険だという理由で、遊具が撤去されていると聞きます。しかしこういった遊具には、子どもたちには必要な行動である登ったり、降りたり、飛び跳ねたり、掴まったりと大切な動きを一度に行える利点が詰まっています。こういった筋肉動作を自然に行える遊具遊びは子供たちにとって欠かせない遊びの一つです。

 

そうはいっても遊ぶところがない!!

しかし最近ではこういった遊具もなければ、遊べる広場も次第になくなってきているため、どうすれば良いのか…という状況を打破するために体を動かす習い事が増加しています。ここからは習い事を発表していきます。

水泳

水泳は一般的にどういった地域であっても通う事のできるオススメの習い事です。水泳の良いところは体全身を使って運動をする点と、持久力や体幹を鍛える事ができる点です。

有名なスポーツ選手やサッカー選手の中でも、子どもの頃に水泳を習っていたという方が多くいらっしゃいます。また、階級が分かれているため、子どもの成長スピードに合わせて通う事ができる事も継続しやすい点の一つですね。

体操

体操は全身を使った運動としてオススメです。特に柔軟性やバネを身に付けることができます。柔軟性やバネはどのスポーツにも共通する基礎能力のため、大変役立ちます。またバク転が初めはできなかったとしても何度も何度も繰り返す事でできるようになる。こういった成功体験を感じる事ができるのも子どもにとっては大切な事です。自分はがんばればできるんだという気持ちは後々になってスポーツ以外にも活かされる大切な能力です。

 

まとめ

今回の記事で記載してきた通り、運動神経は生まれた時から決まっているのではありません。後天的に小さい時から、運動をさせていけば、成長させる事ができます。運動神経が悪い親であれば、子どもともあまり運動をして育ててあげる習慣がない傾向が高いため、勘違いされている事が多いだけです。全身運動を小さい頃からさせてあげる、また野球選手やサッカー選手を目指していたとしても、小さい頃は、多くのスポーツに触れさせてあげる事が大切です。

もし自分自身、運動神経が悪いからといって悲観しないでください。子どものためにこの記事だけではなく、他の記事や本などを通してしっかりと勉強をしてあげれば、必ず運動神経は伸ばせます。運動についても勉強と同じです。子どもと親が二人三脚といなってサポートしてあげてください。ここまで記事を読んでいただきありがとうございます。この記事が皆様にとって少しでも力になっていれば幸いです。

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