うちの子が食物アレルギー!?親としての向き合い方

「うちの子が食物アレルギーだなんて…信じられませんでした。」

お医者さんから、食物アレルギーだと診断されて、動揺してしまった…あるママは。

その日から、ネット上でありとあらゆる情報を探しはじめました。

そして調べても、調べても…情報がたくさんありすぎて、なにを信じていいのかわからなくなりました。

病院が違うだけで、治療の考え方も違ってくると言われている食物アレルギーに

一体、ママたちは、どう立ち向かっていけばいいのでしょうか?

この記事では、基本的な知識とともに、食物アレルギーの情報をどう捉えればいいのかについてお伝えします。

食物アレルギーの基礎知識

食物アレルギーは本来、無害なはずの食べ物に対して、免疫が過敏に反応してしまうことをいいます。

食物アレルギーの患者数が多いのは、0〜1歳児。年齢が上がるとともに、治っていくことが多いので、今の症状がずっと続くと悲観的にならないでくださいね。

また、ママが食べたアレルギー物質(アレルゲン)を含んだ成分が母乳に出るんじゃないの?という心配をする方が多いと思いますが…。

ママが食べたものからアレルゲンが母乳に移行する可能性もありますが、その反面アレルギーを抑える成分も母乳には含まれるといわれます。良いものと悪いものが母乳には含まれているので、一概に「母乳が悪い」とはいえないということです。

食物アレルギーの原因となる食べ物は、ほとんどが鶏卵や牛乳、小麦です。もし、赤ちゃんの症状がアレルギーだと感じたら、お医者さんの指導の元で、きちんとしたテストを受けて避けるべき食べ物(除去と言います)や気をつけることをよく聞いて、原因物質が赤ちゃんの口はもちろんですが、肌などにも接触しないように気をつけましょう。

なお、食物アレルギーと合併しやすいのが、アトピー性皮膚炎です。主な症状は、かゆみのある湿疹。よくなったり悪くなったりをくり返すので注意が必要です。湿疹ができる場所は頭や顔、首、口や耳の周り、ひじやひざの内側などです。

赤ちゃんの場合、オムツかぶれや、あせも等にも湿疹はできやすいので、アトピーの湿疹と見分けがつきにくいことがあります。気になった症状が出たら、素人判断はせずにお医者さんに診てもらいましょう。

普段の生活でママが気をつけることは?

食物アレルギーを含んだ食品をいかに子どもの食事に混入させないか?

これがママたちの最優先課題になります。ここからは普段の生活の中でママが気をつけるべきポイントをまとめてみました。

お買い物するときに成分表示は絶対確認しましょう!

アレルギー物質の表示とは、どういうものなのでしょうか?

現在、表示されているアレルギー物質は、「特定原材料」という必ず表示されるものと、「可能な限り表示をするよう努めること」として指定されている「特定原材料に準ずるもの」の2種類があります。

特定原材料には、「卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに」の7品目です。特定原材料に準ずるものとして、表示が推奨されているものは、「あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、 牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン」の20品目です。

なお、計り売り売りされるお惣菜やパンなどについては、表示義務がないので、注意しましょう。

もしも少量でも症状が起きる方の場合は、表示の有る無しに関わらず、外食を控えたり、容器などで包装されていないものは食べない方がいいでしょう。

調理するときには、材料や盛りつけ、食器にも注意しましょう!

アレルギー物質は例えば、小麦粉が空気に舞っている状態や、肌に触れるだけでも症状は現れてきます。ですので、料理をする際の材料の取り扱いや盛り付け、食器についても注意する必要があります。お子さん本人専用のスプーンやお箸、食器類を分けておくと間違いがなくて安心ですね。

 

調理の際は、お子さんの分を取り分けてから、食べられない食材を入れるようにして、見た目を家族と同じようにする工夫をしてあげましょう。

 

包丁やまな板、鍋などの調理器具は通常用とアレルギー用を区別して、使った後はしっかり洗浄します。フォークやスプーン、お箸には特に食べ物のカスが残りやすいので念入りに洗ってください。

台所や室内をしっかり掃除しましょう!

ちょっとした食べかすや袋、パックに残っていたカスが床に落ちていたりしますので、調理台周辺だけではなく、普段から室内も丁寧に掃除をして原因物質が混入しないようにしましょう。

 

赤ちゃんの場合でも、口に入らないから良いというわけではなく、離乳食前に肌からアレルゲンを吸収することにより、抗体ができてしまって離乳食が始まると食物アレルギーが出ることがあるので、注意が必要です。

周りの理解や協力をどうやってお願いするのか?

友達や親戚の家に遊び行く時など、せっかく出していただいた料理やお菓子を断るのは、とても気が引けますよね。

だから事前に食物アレルギーであることを先方に伝えて、理解をしてもらいましょう。食べてはいけないものは、メモをして渡したり、食べられるものを持参するとよいです。

 

また保育所・幼稚園・学校に入園・入学・転入する際には、給食や校内外の食物に関する活動の有無、アレルギー症状が出たときの対応等について、確認をしておく必要があります。そして緊急連絡先や主治医についての情報もお話しておきましょう。

 

最近では、アレルギーのある子どもと親のサークルも全国で開かれているようです。同じような食物アレルギーの子どもを持つ親御さんたちと交流を持つことで、「こんな時はどうすればいいの?」というような、身近な人に相談できないような質問も、同じ境遇の人が相手であれば、安心して話を聞けます。

また「私の場合は、こういう時にこんな風に対処したよ!」というようなアドバイスなどを聞くこともできるので、一人で悩むことも少なくなるでしょう。

 

生死に関わる食物アレルギーもある

食物アレルギーで特に注意が必要なのが「アナフィラキシーショック」という急性アレルギー反応です。その反応を一時的に緩和する「エピペン」という注射器をママたちが持ち歩いているのをご存知でしょうか?

 

2012年、チーズを除去していた小学生の女の子が給食で、おかわりをしたチヂミにチーズが入っていたことが原因で亡くなりました。この事故では周囲の教師の方たちがアレルギーのショック症状を和らげる「エピペン」を打つのが遅れたことが問題の一つとされています。

 

食物アレルギーに関わるすべての人が、正しい情報と知識を持てるように、教育の機会が増えていくことが必要ですね。

 

まとめ

この記事では「うちの子が食物アレルギー!親としての向き合い方」ということで、食物アレルギーの基本的なことから、注意すべきこと、相談できる相手などについて、お伝えしてきましたがいかがだったでしょうか?

 

なかなか食物アレルギーというものを理解していない人も、世の中にはたくさんいます。知識のない人の中には、「ただの好き嫌いじゃない?」「単なる偏食の一種」「関わりたくない」などと、ひどい言葉を口にしたり、人を傷つけるような考え方をする人もいるでしょう。

 

でも食物アレルギーは、知識がない周囲の対応で生命を落としてしまうこともある…それくらい深刻なものなのです。

子どものアレルギーの問題は、アトピー性皮膚炎と共に、通常の育児の悩みに加えてママにとっては、試練の連続になります。

 

そんなママたちにとって、不安で仕方ない中、とにかく情報を得たいという思いから、ネット上に溢れている情報に振り回されてしまう場合があります。

 

そして、過剰な食物除去をしてしまって、家族全員の関係がギクシャクしてしまったり、自分の勝手な判断で状況を悪い方悪い方へ考えてしまうこともあると思います。

情報は鵜呑みにせず、できるだけ経験者である先輩ママや、信頼できる病院の先生などに相談してください。

我が子を守れるのは…あなただけなのですから。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です