離婚の原因にもなりうる!?夫婦間で教育方針が一致しない時の解決策をご紹介

どのご家庭でも愛する我がには立派に成長して欲しいと願っていることでしょう。

そのために多くのご家庭では教育方針を話し合われていることだと思います。

習い事は何をやらせるか、小学校受験や中学校受験はさせるか、スマホはいつ持たせるか・・・。

 

さまざまな事柄に対して教育方針を立てられているのではないでしょうか。

しかし我が子の成長に関して真剣になりすぎるがあまり、夫婦で教育方針が異なった際には激しい夫婦喧嘩に発展してしまうことがあります。

また教育方針が異なった際にはより発言力のある方の意見に従うことが多く、それが不満で離婚につながってしまうことも十分に起こりうるのです。

 

実際にリクルートマーケティングパートナーズが2016年に実施した「離婚に関する調査2016」では離婚の理由として「子育てに関する考え方の違い」が16.8%にも上っています。

お互いに子どもの立派な成長を願って教育方針を立てていることには間違いないはずなのに、それが理由で離婚もしくは夫婦仲が険悪になるということは絶対に避けなければなりません。

 

また教育方針の食い違いによる夫婦喧嘩は、実はほんの少しの思いやりによって避けられるケースが大半なのです。

そこで当記事では夫婦間で教育方針が一致しない場合の解決策をご紹介します。

 

夫婦であっても価値観は一致しないことを理解する

まず最初にご紹介する解決策は夫婦であっても価値観は一致しないことを理解するということです。

結婚して運命共同体になったといっても、当然妻と夫というのは同じ人間ではありません

 

これまで育った環境や性格、価値観は当然異なります。

一例として「私立校に通わせるべきか否か?」という教育方針を挙げましょう。

こちらに関しては、夫婦それぞれが子どもの頃に実際に私立に通っていたか否かによって意見が分かれることが多いのです。

 

妻が公立校でも充実した学生生活を送った経験があるのであれば「公立高校でも良いのではないか」と主張するでしょうし、夫が私立校でハイレベルな授業を受け学力が磨かれた経験があるならば「私立校に通わせるべきだ」と主張することでしょう。

このように考えれば夫婦間で教育方針が異なるのは、むしろ自然なことであるとご理解いただけるのではないでしょうか。

 

しかし教育方針の違いによって夫婦喧嘩に発展してしまう時、大抵この理解が疎かになってしまっているのです。

「夫婦間で価値観が違うのは当たり前。むしろ違っている方がさまざまな観点から物事を見ることができて、子どもにとって最適な教育方針が立てられる」

こういった考え方を常に忘れず、価値観に違いがあることはむしろ良いことだと思いながら教育方針について話し合われてみてはいかがでしょうか。

 

まず相手の意見を認めてから発言する

次にご紹介する解決策はまず相手の意見を認めてから発言するということです。

人間というのは自分と異なった意見に対して発言する場合、ついつい「でもそれは・・・」というように否定から入ってしまいがちです。

発言する相手が最も信頼できるパートナーであれば、尚更そういった形で発言をしてしまいます。

 

しかしこれでは相手の態度を硬化させるだけで、お互いに納得のいく話し合いを進めることはできません

そのため、教育方針を話し合う際には「なるほど、そんな考え方なんだね。確かにそれは大事だね。」といったように相手の意見を認めてから発言するようにしましょう。

 

互いの意見を尊重し合う姿勢で話し合うことで、夫婦喧嘩をすることなくしっかりと教育方針を立てられるようになります。

子どもにどのように成長して欲しいか?ということを基準に話し合う

次にご紹介する解決策は「子どもにどのように成長して欲しいか?ということを基準に話し合う」ということです。

 

これは教育方針を立てる上で基本となることなのですが、お互いの意見が合わず食い違ったまま話し合いが進むと、ついつい忘れがちになってしまうものなのです。

そして「相手の意見はどう考えてもおかしい。私の意見の方が正しい」と、自分の意見を主張することにばかり意識が向いてしまい、「子どもに立派に成長してほしい」という当初の目的を忘れてしまう傾向にあります。

 

この段階になってしまうと自分の意見を通すことに終始してしまい、絶対に忘れてはならない基準が疎かになってしまうのです。

そのような事態に陥らないためにも、上記でご説明した「まず相手の意見を認めてから発言する」ことももうまく併用して、「子どもにどのように成長して欲しいか?」という基準を元に話し合いを進められてください。

 

子どもの意見を尊重する

最後にご紹介する解決策は「子どもの意見を尊重する」ということです。

これまで「教育方針が異なった場合、夫婦仲を悪くせずに話し合いを進めるにはどうすれば良いか?」ということに関してご説明してまいりました。

しかし、教育方針において何よりも重要なのは「決めた教育方針について子供は納得しているか?」ということです。

 

いくら夫婦間で話し合いを重ねて、教育方針を決定してもそれに対して子どもが不満を抱いているのであれば、全く意味のないものとなってしまうためです。

分別のつかないほど小さい頃には夫婦間のみで話し合いを進める他ありませんが、「中学校受験をするか否か」といった教育方針を決める頃には子どもはもう自分で判断できる年頃です。

それにも関わらず夫婦だけで教育方針を決定してしまうと、子どもは「本当はやりたくなかったのに押し付けられた」と不満を抱き、夫婦仲ではなく親子仲が悪くなってしまうかもしれません

 

「立派に育ってほしい」という親心から子どもに対して色々と意見を言ってしまうのはわかりますが、分別のつく年頃であれば子どもの意見を尊重することを最も重要視されてください。

また親が子どもの意見を尊重する姿勢を見せることで、子どもは自身の将来に対して自発的に考えるようになり、今最も重要な「自分の頭で考える力」を身につけることに繋がります。

まとめ:教育方針に正解はない

以上、夫婦間で教育方針が一致しない時の解決策をご紹介しました。

教育方針に関して話し合いをする際には、まず「夫婦だからといって意見が一致するとは限らない」ということを念頭に置くようにして下さい。

教育方針が異なることによって夫婦喧嘩が起こるというのは良くあることではあります。

 

しかし夫婦喧嘩というのは夫婦仲が悪くなるだけでなく、子どもにとっても悪影響であることがわかっています。

NHKの報道番組「クローズアップ現代+」で2017年12月に放送された「夫婦げんかで子どもの脳が危ない!?」では、夫婦喧嘩によって飛び交う暴言で子どもの脳が19.8%も萎縮してしまうことが放送されていました。

 

また同放送回の内容によると、子どもの情緒や学力にも悪影響があるそうです。

こういった事態を防ぐためにも、もし夫婦間で教育方針が異なった際には今回ご紹介した解決策をぜひ試されてみてください。

 

そして最後にもう一つご紹介しておきたいのは「教育方針に正解はない」ということです。

どれほどよく話し合って教育方針を決定しても、我が子には合わないということは十分に起こり得ます。

そういった際は子どもを交えてしっかりと話し合い、親子で納得のいく教育方針を立てられてみて下さい。

そうすることで、愛する我が子が立派な大人になるための道標となる素晴らしい教育方針が出来上がることでしょう。

当記事がその参考になれば幸いです。

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